3年理科 「探れ!同じもの しんけいすいじゃく」③(ものの重さ)
公開日: 2025年9月21日日曜日
第3回は、1時間目の後半~2時間目中盤までの様子をお伝えします。
本単元の教材についてはこちらです。
https://rika-kumadaifuzokusho.blogspot.com/2025/09/3.html
前回の様子はこちらです。
https://rika-kumadaifuzokusho.blogspot.com/2025/09/3_21.html
中の見えないふた付き紙コップを渡された子どもたち。
T:中にはそれぞれ1種類ずつ白い粉が入っていますよ。そして、ア~オのどれかとどれかは中に入っているものの種類が同じです。どれか分かるかな?
C:え~、中は見れないんですか?
C:重さで比べればいいよ!
それぞれの班で追究が始まりました。
まずはほとんどの子どもが手に取って持ち比べています。その後、振った時の音を聞き比べる子どももいました。
この時点では「ア・オのカップの中身が同じではないか」という意見と「イ・ウのカップの中身が同じではないか」という意見が出されました。
ここで、子どもたちにはまだ明かしていませんが、各カップの中身をご紹介します。
ア・オではないかと考えている子どもたちは、それぞれがこの中で重い(100gと200g)という共通点に着目して予想をしています。
イ・ウではないかと考えている子どもたちは、5つの中で重さが同じ(両方50g)という点に着目して予想をしています。
その上で、カップのふたをそれぞれ開けてみました。[1時間目はここまで]
すると、これらのような気付きが出されました。
子どもたちは「重さ」「見た目」「量(ここではまだ体積という用語をおさえていません)」「におい」の視点でペアを探そうとしたようです。
気付きを共有していく中で、重さと体積の関係に着目した話がでました。
ともや:イとウの重さは同じでした。
さくら:でも開けてみたら量はウの方が多かったんです。
C :そうそう!
T :さくらさんは、中に入っていた量に着目したんですね。
ゆうき:それって、中に入っているものの種類が違うってことじゃないですか
既に重さと量の関係から重さについて追究しようとする姿があります。
ここで、主題「どうしたら同じ粉を見付けられるだろうか」を立ち上げました。
2時間目後半に続きます。https://rika-kumadaifuzokusho.blogspot.com/2025/09/httpsrika-kumadaifuzokusho.html
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